<input type="tel">

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ / インタラクティブ・コンテンツ / フォーム関連要素リスト化サブミット可能リセット可能自動大文字化継承ラベル付け可能) / パルパブル・コンテンツ
利用場所 フレージング・コンテンツが置ける場所
内容 無し(空要素)

input要素type="tel" を指定すると、電話番号の入力欄を作成できます。


<input type="tel" name="example1">

<input type="tel" name="example2" size="15" maxlength="15">

属性
任意属性(共通)
type="" 部品のタイプ tel 電話番号の入力欄
name="" 部品の名前 文字列 部品を識別するための名前
value="" 送信される値 文字列 入力欄の初期値
disabled 部品の無効化 disabled 値は省略可能
form="" フォームとの関連付け ID名 関連付けるform要素に指定したID名
任意属性(部品タイプに依存)
size="" 入力欄の幅 数値 文字数で指定
minlength="" 入力できる最小文字数 数値 文字数で指定
maxlength="" 入力できる最大文字数 数値 文字数で指定
autocomplete="" オートコンプリート on オートコンプリートを有効にする
off オートコンプリートを無効にする
詳細トークン (詳しくは仕様書をご覧ください)
list="" 入力候補のリスト ID名 関連付けるdatalist要素に指定したID名
pattern="" 入力可能なパターン 正規表現 JavaScriptの正規表現を使用
placeholder="" 入力のヒント 文字列 記入例、フォーマットの例
dirname="" 書字方向の送信に使う名前 文字列 識別するための名前
readonly 読み取り専用 readonly 値は省略可能
required 入力必須 required 値は省略可能
  • 各属性の概要は、上記表のリンク先をご覧ください。(input要素のページにリンクしています)

どの部品タイプにどの属性を指定できるかは、下記の対応表で確認することができます。

この部品タイプの特徴

電話番号を入力するための入力欄です。

(実際の表示例)

見た目や機能などは、通常のテキスト入力欄とほとんど変わりません。

pattern属性の指定例

この部品タイプにおけるpattern属性の指定例です。

電話番号:<input type="tel" name="telNumber" pattern="\d{1,5}-\d{1,4}-\d{4,5}">
  • 上記の正規表現は、それほど厳密なものではありません。

pattern属性を使用する場合は、title属性で入力パターンの説明を入れておくことが推奨されています。この説明は、エラーメッセージやツールチップなどで表示される場合があります。

電話番号:<input type="tel" name="telNumber" pattern="\d{1,5}-\d{1,4}-\d{4,5}" title="電話番号は、市外局番からハイフン(-)を入れて記入してください。">

使用例

以前からある属性を指定した例

<dl>

<dt>デフォルト</dt>
<dd><input type="tel" name="example1"></dd>

<dt>幅を指定</dt>
<dd><input type="tel" name="example2" size="17"></dd>

<dt>最大文字数を指定</dt>
<dd><input type="tel" name="example3" size="17" maxlength="17"></dd>

<dt>初期値を指定</dt>
<dd><input type="tel" name="example4" size="17" value="00-0000-0000"></dd>

<dt>無効化を指定</dt>
<dd><input type="tel" name="example5" size="17" value="00-0000-0000" disabled></dd>

<dt>読み取り専用を指定</dt>
<dd><input type="tel" name="example6" size="17" value="00-0000-0000" readonly></dd>

</dl>

表示例
デフォルト
幅を指定
最大文字数を指定
初期値を指定
無効化を指定
読み取り専用を指定
pattern属性、placeholder属性、required属性を指定した例
  • 動作確認のため、送信先としてHTMLファイル(現在のページ)を指定しています。

<form method="get" action="input_tel.html">

<p>電話番号:<input type="tel" name="telNumber" size="17" pattern="\d{1,5}-\d{1,4}-\d{4,5}" placeholder="00-0000-0000" title="電話番号は、市外局番からハイフン(-)を入れて記入してください。" required> <strong>必須</strong></p>

<p><input type="submit" value="送信する"></p>

</form>

表示例

電話番号: 必須

  • 対応しているブラウザでは、送信時に入力内容の妥当性がチェックされ、不備があればエラーメッセージが表示されます。