<link rel="stylesheet" href="" media="">

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 メタデータ・コンテンツ / (body内で利用できる場合:フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ link要素の本文参照
利用場所 メタデータ・コンテンツが置ける場所 / head要素の子要素となるnoscript要素内 / (body内で利用できる場合:フレージング・コンテンツが置ける場所 link要素の本文参照
内容 無し(空要素)

link要素(外部のCSSスタイルを読み込む)media="" を追加すると、スタイルの対象メディア(そのスタイルをどのメディアに対して適用させるか)を指定することができます。


<link rel="stylesheet" href="example.css" media="screen">

属性
必須属性(この設定を行う場合)
rel="" 現在の文書から見たリンク先の関係 stylesheet スタイルシート
href="" リンク先の指定 URL 読み込むスタイルシートファイルを指定
任意属性
media="" 対象とするメディア メディアクエリ スタイルの適用対象とするメディアを指定(既定値は all

次の例では、メディアタイプscreenprint)によってスタイルの適用対象を指定しています。

<link rel="stylesheet" href="style1.css">
<link rel="stylesheet" href="style2.css" media="screen">
<link rel="stylesheet" href="style3.css" media="print">
  • style1.css で設定したスタイルは、全てのデバイスで使用されます。(既定値が all のため)
  • style2.css で設定したスタイルは、パソコンスマートフォンなど(screen)で使用されます。
  • style3.css で設定したスタイルは、プリンタprint)で使用されます。

次のように、メディア特性max-width)を組み合わせて指定することもできます。

<link rel="stylesheet" href="style4.css" media="screen and (max-width: 767px)">
  • style4.css で設定したスタイルは、表示領域の幅が767px以下の場合に適用されることになります。

使用例

スクリーン向けとプリンタ向けのスタイルを設定した例

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>

<link rel="stylesheet" href="all.css">
<link rel="stylesheet" href="screen.css" media="screen">
<link rel="stylesheet" href="print.css" media="print">

<title>対象メディアの指定例</title>

</head>
<body>

<h1>対象メディアの指定例</h1>

<p>「印刷プレビュー」で確認すると、プリント用のスタイルで表示されます。</p>

<h2>全てを対象としたスタイル(all.css)</h2>

...

</body>
</html>

表示例

サンプル画面へ新規ウィンドウで表示

表示領域の幅でスタイルを切り替えた例

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>

<link rel="stylesheet" href="all.css">
<link rel="stylesheet" href="mobile.css" media="screen and (max-width: 767px)">

<title>メディア特性の指定例</title>

</head>
<body>

<h1>メディア特性の指定例</h1>

<p>表示領域の幅が767px以下の場合は、mobile.cssのスタイルが適用されます。</p>

<h2>全てを対象としたスタイル(all.css)</h2>

...

</body>
</html>

表示例

サンプル画面へ新規ウィンドウで表示