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更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ
利用場所 フレージング・コンテンツが置ける場所
内容 無し(空要素)

br要素は、改行を表します。


<br>

br要素は、例えば詩や住所のように、改行がコンテンツの一部を形成する場合に使用することができます。

その箇所が改段落となる場合には、この要素ではなくp要素を使用します。

次の例では、住所の表記にbr要素を使用しています。これは正しい使い方となります。

<p>〒000-0000<br>
東京都新宿区西新宿0-0-0<br>
TAG indexビル 45F</p>

次の例は、改段落の箇所にbr要素を使用しているため、誤った使い方となります。

<p><label>名前:<input type="text" name="name"></label><br>
<label>メール:<input type="text" name="email"></label></p>

このような場合は、p要素を使って次のように記述します。

<p><label>名前:<input type="text" name="name"></label></p>
<p><label>メール:<input type="text" name="email"></label></p>

プレースホルダについて

段落が1つのbr要素のみで構成されている場合は、プレースホルダ(場所取り)の空白行を表すことになります。これは、テンプレートの段落部分などで使用することができます。

<p><br></p>
  • ここで言う段落には、暗黙の段落(p要素でマークアップされていない段落)も含まれています。
  • このプレースホルダ(空白行)は、スタイリングの目的に使用してはなりません。(余白の調整にはスタイルシートを使用しましょう)
旧HTMLからの変更点
  • HTML5:clear属性が廃止されました。
  • HTML5:要素の定義に、1つのbr要素のみで構成されている段落はプレースホルダを表すが追加されました。

使用例

住所の表記で使用した例

<address>
〒000-0000<br>
東京都新宿区西新宿0-0-0<br>
TAG indexビル 45F
</address>

表示例
〒000-0000
東京都新宿区西新宿0-0-0
TAG indexビル 45F
プレースホルダとして使用した例

<dl>

<dt><a href="../index.html">HTMLリファレンス</a></dt>
<dd>HTMLに関する情報が満載です。各要素を簡単に探せます!</dd>

<dt><a>CSSリファレンス(予定)</a></dt>
<dd><br></dd>

</dl>

表示例
HTMLリファレンス
HTMLに関する情報が満載です。各要素を簡単に探せます!
CSSリファレンス(予定)