<ins></ins>

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ / パルパブル・コンテンツ
利用場所 フレージング・コンテンツが置ける場所
内容 トランスペアレント(親要素のコンテンツモデルを継承)

ins要素は、文書に追加された内容を表します。


<ins>追加された内容を表します</ins>

属性
任意属性
cite="" 変更理由の参照先 URL 参照先のURL
datetime="" 変更した日付や時刻 YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD 書式に沿った日時の文字列

cite属性datetime属性の詳細については、下記のページを参考にしてください。

ins要素は、その部分が後から追加されたものであることを明示したい場合に使用します。

次の例では、セクション内で1つの段落が追加されたことを表しています。

<section>

<ins>
<p>追加されたテキスト。追加されたテキスト。</p>
</ins>

</section>

次の例では、段落内でテキストが追加されたことを表しています。

<p><ins>追加されたテキスト。</ins>一般のテキスト。</p>

追加されたリスト項目を表したい場合は、次のようにli要素の中で使用します。(ins要素はul要素の直下には配置できないため)

<ul>
<li>一般のリスト項目</li>
<li><ins>追加されたリスト項目</ins></li>
</ul>

要素内容に関する注意点

ins要素コンテンツ・モデルトランスペアレントとなるため、親要素の種類によっては、この要素内に含められる内容が制限される場合があります。

次の例では、section要素のコンテンツ・モデルを継承するので、ins要素内にはフロー・コンテンツを配置することができます。

<section>

<ins>
フロー・コンテンツの配置が可能
</ins>

</section>

次の例では、p要素のコンテンツ・モデルを継承するので、ins要素内にはフレージング・コンテンツだけが配置できることになります。

<p><ins>フレージング・コンテンツの配置が可能</ins></p>

要素のデフォルトスタイル

一般的なブラウザでは、この要素内のテキストは下線付きで表示されます。

追加された内容を表します

使用例


<p><b><del>レンタカー</del><ins>電車</ins>で行く東海道の旅。皆さんふるってご参加ください!</b></p>

<del><p>参加資格:車の運転ができる方。</p></del>
<ins><p>道路の混雑が予想されるため、電車で行くことになりました。</p></ins>

表示例

レンタカー電車で行く東海道の旅。皆さんふるってご参加ください!

参加資格:車の運転ができる方。

道路の混雑が予想されるため、電車で行くことになりました。