<del cite="" datetime=""></del>
更新日 | |
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仕様 | HTML Living Standard |
分類 | フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ / パルパブル・コンテンツ |
利用場所 | フレージング・コンテンツが置ける場所 |
内容 | トランスペアレント(親要素のコンテンツモデルを継承) |
del要素に cite=""
や datetime=""
を追加すると、変更に関する情報を示すことができます。
<del cite="example.html" datetime="2022-01-05T13:05:30">削除された内容を表します</del>
属性 | 値 | ||
---|---|---|---|
任意属性 | |||
cite="" |
変更理由の参照先 | URL | 参照先のURL |
datetime="" |
変更した日付や時刻 | YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD 等 |
書式に沿った日時の文字列 |
cite属性について
cite属性を使用すると、変更理由が説明されている文書を示すことができます。次の例では、参照先として example.html
を指定しています。
<del cite="example.html">
<p>削除されたテキスト。</p>
</del>
datetime属性について
datetime属性を使用すると、変更した日付、または日時を示すことができます。(時刻の記述は任意)
<p><del datetime="2022-01-05T13:05:30+09:00">削除されたテキスト。</del></p>
日付と時刻は、以下の書式で記述します。
- 日付のみ(年-月-日)
2022-01-05
- 日付と時刻(日付と時刻を T または半角スペースで区切る、時刻は24時間表記)
2022-01-05T13:05
2022-01-05T13:05:30
2022-01-05 13:05:30
- タイムゾーンの指定(日本時間は +09:00)
2022-01-05T13:05+09:00
- 協定世界時(UTC)で表す(末尾に Z)
2022-01-05T04:05Z
情報の用途
cite属性およびdatetime属性で示された情報は、一般的なブラウザでは特に活用されることはありません。(参照先へリンクしたり、変更日時を表示したりする機能は備わっていません)
仕様書によると、この指定は主に読者のためではなく、プログラムによって統計を取る際などに使用することを想定しているようです。