<meta>

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 メタデータ・コンテンツ / (itemprop属性が指定されている場合:フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ
利用場所 指定する属性により異なる 本文参照
内容 無し(空要素)

meta要素は、他のメタデータ・コンテンツ(title要素base要素link要素style要素script要素)では表現できない、様々なメタデータを表します。多くの場合、この要素はhead要素内で使用します。


<meta charset="UTF-8">

<meta http-equiv="refresh" content="60">

<meta name="author" content="山田太郎">

属性
任意属性(どれか1つを必ず指定
charset="" 文書の文字エンコーディング UTF-8 UTF-8を指定(Shift_JISEUC-JP などは非標準)
http-equiv="" 指示の種類 キーワード 特定のキーワードを指定 (詳細
name="" 文書情報の種類 キーワード 特定のキーワードを指定 (詳細
itemprop="" [+]マイクロデータのプロパティ名(グローバル属性 プロパティ名 半角スペース区切りで複数指定可能
任意属性(http-equivname、または itemprop を指定している場合は必須
content="" メタデータの値 上記の定義に対応する値 指示や文書情報などの値を指定
任意属性
media="" [+]対象とするメディア メディアクエリ テーマカラーの適用対象を指定
  • media属性は、name="theme-color" が指定されている場合に使用することができます。

各属性の詳細については、下記のページを参考にしてください。

文字エンコーディングの指定について

文書の文字エンコーディングは、次の2つの方法で指定することができます。(どちらか1つのみを使用します)

新しい書き方
<meta charset="UTF-8">
従来の書き方
<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8">
  • できるだけ新しい書き方で記述することをおすすめします。
  • HTML Living Standardの仕様に準拠する場合は、UTF-8 でHTML文書を作成する必要があります。

要素の利用場所に関して

meta要素の利用場所は、指定する属性により次のような違いがあります。

charset属性が指定されている、またはhttp-equiv属性に content-type が指定されている場合
head要素の子要素として(文書の先頭から1024バイト以内に記述)
http-equiv属性に content-type 以外の値が指定されている場合
head要素の子要素として、またはhead要素の子要素となるnoscript要素
name属性が指定されている場合
メタデータ・コンテンツが置ける場所
itemprop属性が指定されている場合
メタデータ・コンテンツが置ける場所、またはフレージング・コンテンツが置ける場所
旧HTMLからの変更点
  • HTML5:scheme属性が廃止され、charset属性が追加されました。
  • HTML5:head要素の子要素となるnoscript要素内に配置できるようになりました。
  • HTML LS:itemprop属性(グローバル属性)とmedia属性が追加されました。
  • HTML LS:http-equiv属性、およびname属性に指定できる値が増えました。
  • HTML LS:条件付きでbody要素内に配置できるようになりました。
  • HTML LS:UTF-8以外の文字エンコーディングが非標準となりました。

使用例


<!DOCTYPE html>
<html>
<head>

<meta charset="UTF-8">

<meta name="author" content="山田太郎">
<meta name="keywords" content="HTML,タグ,要素,リファレンス">
<meta name="description" content="HTMLの使い方と使用例を紹介。">

<title>文書のタイトル</title>

</head>
<body>



</body>
</html>