<input>
フォームの部品
ブラウザ |
|
---|---|
DTD | Strict:使用可 / Transitional:使用可 / Frameset:使用可 |
タグ | 開始タグ:必須 / 終了タグ:なし |
分類 | |
子要素 |
|
入力フォームの各種部品(テキスト入力欄やボタンなど)を作成する要素です。
type属性の値によって、10種類の部品を作成することができます。
<p><input type="text" name="c1" value="テキスト入力欄"></p>
<p><input type="password" name="c2" value="パスワード入力欄"></p>
<p><input type="radio" name="c3" value="ラジオボタン"></p>
<p><input type="checkbox" name="c4" value="チェックボックス"></p>
<p><input type="file" name="c5" value="ファイル選択"></p>
<p><input type="hidden" name="c6" value="隠しデータ"></p>
<p><input type="submit" value="送信ボタン"></p>
<p><input type="reset" value="リセットボタン"></p>
<p><input type="image" src="button.gif" alt="送信ボタン"></p>
<p><input type="button" value="汎用ボタン"></p>
属性 | 説明 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
任意属性 | |||
type |
部品の形式 | text |
テキスト入力欄 (初期値) |
password |
パスワード入力欄 | ||
radio |
ラジオボタン | ||
checkbox |
チェックボックス | ||
file |
ファイル選択 | ||
hidden |
隠しデータ | ||
submit |
送信ボタン | ||
reset |
リセットボタン | ||
image |
画像による送信ボタン | ||
button |
汎用ボタン | ||
name |
部品の名前 | 文字列 | 部品を識別するための名前 |
value |
部品の初期値 | 文字列 | 送信されるデータ、ボタンのラベル |
size |
部品の幅 | 数値 | 文字数 (またはピクセル数) |
maxlength |
入力できる最大文字数 | 数値 | 文字数 (初期値は無制限) |
checked |
選択されている状態にする | (checked ) |
値は省略 |
disabled |
部品の無効化 | (disabled ) |
値は省略 |
readonly |
書き換えを禁止 | (readonly ) |
値は省略 |
accept |
プログラム側が受け入れるMIMEタイプ | MIMEタイプ | カンマ( , )区切りで複数指定可能 |
src |
画像の指定 | URI | ボタンに使用する画像のURI |
alt |
代替テキスト | テキスト | 画像の代わりになるテキスト |
usemap |
イメージマップの関連付け | # マップ名 |
イメージマップの名前(URI) |
ismap |
サーバーサイド・イメージマップ | (ismap ) |
値は省略 |
非推奨属性 | |||
align |
垂直方向の位置指定 | top |
上端揃え |
middle |
中央揃え | ||
bottom |
下端揃え (初期値) | ||
フロートの指定 | left |
左フロート | |
right |
右フロート |
- この要素がform要素内に配置されている場合は、name属性の有効範囲はそのform要素内に限られます。
- name属性の値は、入力されたデータ(またはvalue属性の値)とセットで送信されることになります。
- type属性の値が
text
またはpassword
の場合は、value属性の値が入力欄に表示されます。 - type属性の値が
submit
reset
button
の場合は、value属性の値がボタン上に表示されます。 - type属性の値が
radio
またはcheckbox
の場合は、value属性が必須となります。 - type属性の値が
text
またはpassword
の場合は、size属性の値を文字数で指定します。(それ以外の部品に対してはピクセル数で指定しますが、実際にはその指定の効果はないようです) - maxlength属性の指定は、type属性の値が
text
またはpassword
の場合に有効となります。 - checked属性の指定は、type属性の値が
radio
またはcheckbox
の場合に有効となります。 - disabled属性が指定された部品は、選択や書き換えができなくなり、データも送信されなくなります。
- readonly属性が指定された部品は、書き換えだけができなくなります。選択することは可能で、データも送信されます。
- accept属性の指定は、type属性の値が
file
の場合に有効となります。この属性を指定しておくと、アップロード可能なファイルを制限できます。しかし、この属性に対応しているブラウザは少ないようです。プログラム側で制御した方がいいでしょう。 - src属性、alt属性、usemap属性、ismap属性、align属性の各指定は、type属性の値が
image
の場合に有効となります。 - usemap属性は、クライアントサイド・イメージマップを使用する際に指定します。
- ismap属性は、サーバーサイド・イメージマップを使用する際に指定します。
- checked属性、disabled属性、readonly属性、ismap属性は、値を省略して記述します(XHTMLでは省略不可)。
- この要素に関連する目的別リファレンス
- テキストの入力欄を作る
- パスワード形式の入力欄を作る
- ラジオボタンを作る
- チェックボックスを作る
- ファイルの送信欄を作る
- 隠しデータを送信する
- 送信ボタンとリセットボタンを作る
- 画像で送信ボタンを作る
- 汎用的なボタンを作る(1)